一番前が特等席。





「やっぱ牛乳はうめ〜!」







え、今の…







「え……」








間接キスだよね




「ん?」







華はびっくりしすぎてフリーズしちゃってる






「翔くん…今の間接キスじゃないの?」







「へ?あ!そうじゃん!俺つい…華ごめん!」






本人は自覚なかったみたいだけど






よかったよ、ね?





「俺も入って良い?」







ここで先生登場






まだ昨日のことが忘れられなくて先生が見れない






「あ、翔!牛乳あげる」







「え!またかあ〜先生も牛乳嫌いなんすか?」





「まあ飲めねえ訳じゃねえけど好きじゃねえっていうか…」






「先生和葉ちゃんと同じ事言ってる!」






「和葉って小松?あ、またお前か〜!小松計画!」






先生は笑いながら私の前の席に座った






先生と共通点見つけた!



「牛乳が嫌い」




頭の中の伊藤先生リストに記録される







にやって見てくる先生にただただ赤くなるしかなくて…







< 23 / 105 >

この作品をシェア

pagetop