一番前が特等席。





日にちはどんどんすぎていく






あんなにドキドキして本気ですきって思ってたのに






あっけないって思う






先生とはあいさつくらいしか話さなくなったし、わたしから先生を避けるようになった






「和葉〜もうあんなこと忘れてまた今まで通り先生と話しなよ!」





話したいことはあるけどやっぱりこわい






避けられてるのは確かだと思うし自分自身が避けてるのも確か







「うーん‥もうダメなのかな好きでいちゃ迷惑かな」





「そんなことない!人から好かれる事を嫌がる人なんていないって。先生きっと嬉しいと思うよ?和葉はこういう辛いことも覚悟して先生を好きになったんじゃないの?」







華の言うとおりだよね





覚悟しなきゃ教師なんて好きになる資格ないよね







こんなことくらいで落ち込んでちゃダメだよね









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