一番前が特等席。





山の学習当日






「ん〜おはよ。ねみぃよ〜」





まだ寝起きの先生と偶然廊下で会って…






「あ!え〜っと名前なんだっけ?」






「1年2組の小松和葉です。」






「小松?…小松か〜!あ!絵下手くそな奴だな〜?思い出した。あ、そんで俺の車に荷物運ぶの手伝って欲しいんだけど」






「え!あ、はい!」







「そんなに荷物運びが嬉しいか?重いぞ荷物」






「がんばります…」






「じゃあこっち来て」





朝からもうきゅんきゅんしちゃって心臓保つかな





小松って呼んでくれた





それに私のこと覚えててくれた





たとえ絵がへたくそな印象しかなくても覚えててくれたのが嬉しい






しかも車も見れちゃうなんて…






「小松〜!これ運んで」






どんっ!





お、重い…





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