*片翼の天使*

次の日も、また次の日も、あたしは、ほとんどの女子に無視され続けた。






男子からは、「俺も気持ちよくしてよ~」とかって、からかう奴が居て……ヘドが出る。だから、ガンをくれてやったら、すぐに逃げて行った。

そんな中、普通に接してくれたのが、ユウナと王子と、なぜか? ユウキだった。
あと、トモカは、長い休み時間のたびに、あたしのところに来てくれた。
それが、すっげぇ嬉しかった。
だからあたしは、全然気にしてなかった。
もちろん貼紙の犯人は、探していたが、それほど学校が、苦ではなかった。

< 134 / 196 >

この作品をシェア

pagetop