冬の足跡
しばらくして、真琴が席に戻ってきた。
「ねね、冬実ってキャラメル好き?」
まさか話しかけられると思ってなかったから、びっくりした。
なんか、今日、今の時点でびっくりしてばっかりだな。とか思いながら、言葉につまらないように答える。
「…お菓子、大好き。」
「そっか♪じゃ、キャラメルあげる。」
「…ありがとう。」
そう言ったら、真琴はまた笑った。
ほんとに…なんだろ、これ。
胸が、キュンて。胸がキュンてする。
名前を呼ばれるだけで、笑ってくれるだけで、話しかけてくれるだけで、声を聞くだけで、キュンてする。
なんだか、嬉しいな。
私はそんな事を考えながら、大事に、大事にもらったキャラメルをしまった。
これは大事にとっておこう。
「ねね、冬実ってキャラメル好き?」
まさか話しかけられると思ってなかったから、びっくりした。
なんか、今日、今の時点でびっくりしてばっかりだな。とか思いながら、言葉につまらないように答える。
「…お菓子、大好き。」
「そっか♪じゃ、キャラメルあげる。」
「…ありがとう。」
そう言ったら、真琴はまた笑った。
ほんとに…なんだろ、これ。
胸が、キュンて。胸がキュンてする。
名前を呼ばれるだけで、笑ってくれるだけで、話しかけてくれるだけで、声を聞くだけで、キュンてする。
なんだか、嬉しいな。
私はそんな事を考えながら、大事に、大事にもらったキャラメルをしまった。
これは大事にとっておこう。