龍輝


校門を抜けて、靴箱で上履きに履き替える。
もう二年生だと言うのに全く汚れてない上履き。

久しぶりに足を入れるけど、なにかぎこちなさが残る。
それを気にしながら教室にわ行かずに、直接保健室に行く。

丁度、休み時間の終わりかけなのか
急いで教室に行く人などと、すれ違う。
みんな大変そうだね、


保健室の前には

使用中。

の文字。
私がくるときは、いつもなっている。

その扉を開けて中に入る。

「あぁ、相澤さん。遅かったわね。」

いつも私が登校するときは、保健の先生と話す。
いや、話す為に来てるのかもしれない。
それを分かってくるている先生は、いつも電話で呼び出してくれているんだ。

普通だったら、担任がすることらしいけど
私は、担任が誰かもまだわからないし
この学校の先生は、嫌いだから。
保健室の先生は、好きだけどね!


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