龍輝
「そんな意地悪いわないでよ~。」
もー、すぐからかうんだから…。
楽しい時間ほどすぐに過ぎていき…
学校の終わりのチャイムがなる。
「あらあら、もうこんな時間なのね。
今日は、もうおしまい。
また明日にでもきなさい。」
笑顔で話してくれる先生。
いつも話した後は、この言葉を言ってくれるけど
一回も次の日来たことがない。
結局先生から電話があって外に出る。
その繰り返し。
自分でなぜ学校に行きたくないかわからない…
ただ何かから逃げ出したいのかもしれない。
自分自身なにがしたいのか、生きたいのか死にたいのか…
それすらも……