宵闇の下
序章:**☆世界★**
――――――今から数十年から百数年後の話____
______『我々は滅びるのです。』
有名な学者によって、そう発表されたのは
いまから遠くない過去の話だ。
『温暖化によって、人類は滅びます。
我々によって、我々は滅びる!』
自業自得でわないか!との声も上がる。
我々は死を待つしかないのか!?
ある記者の発言への応答に
その場のものは固唾をのんで耳をすませた。
『えぇ、温暖化へはもう手が施せない。
他に住める星もない。あったとしても、我々の手には
届かない。』
一瞬にして、世界中の空気の色が変わった。
ここまでが、公の話________