甘えんBoy
あいつに…彼女?
「別に…なんとも思わないわよ。お年頃の男の子なら1人や2人いるんじゃない?」
「またまたあ~!実際できたらきっと不安になるって!あたしの龍貴があ~って」
いやないな。確実に。
女子高生の可愛いロリ系の子でも、ボンキュボンのセクシー年上女子でも、なんとも思わない
まあ、まず興味がないんだろうけどさ
「ほら、あの子とか可愛いじゃない!最近CMにいっぱいでてるこ!」
舞はほらあのこあのこ!と連呼してたけど、名前が出てこないらしい
私はエスパーは使えないから、舞の頭の中に誰が浮かんでるのかわからなかった
「ほら、黒髪で、パッチリ二重で、華奢な感じで…」
「そんなのご万といるわよ。わかんない」
「片山ゆらりちゃんじゃない?」
私たちの会話に入ってきたのは健介。隣には学ぶもいた。
「あ!それそれ!ゆらりちゃん!」
「最近ドラマもでてるしな~」
健介は芸能人とか興味ないのかと思ってたけど、意外と詳しいらしい