甘えんBoy



「もしかして~健介ってばロリ系好きなの?」




舞はにやつきながら健介のお腹をつつく


「は?ああ…まあ可愛いとは思ったけど、妹みたいにしか見えないな。俺基本タイプはタメか年上だから。」



さらりと健介は答えて、卵とじ唐揚げ丼を頬張った


「ふーん。まあ、タイプはひとそれぞれだもんね!確かに妹いたらあんな感じなのかもね~」


「てか、なんでそんな話しになってたの?恵梨が好きなの?」


学はカレーをすくいながら、私をちらっとみた

学っていつもシンプルなやつしか食べないよな…

「いや、そうじゃないけど」

「恵梨の愛する龍貴君のことで話してたの!」



いや、だから舞さん。
あいつは関係ないんですが…




「ちっ。またその話かよ。おい、舞。おまえ今日覚悟しとけよ」



学は思いっきり苦い顔をすると、舞の頭に手を乗せて不気味な笑みを浮かべた


それに舞の顔が引きつったのは言うまでもない




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