magnet


「お前は本当に相原先輩だっけか?その先輩に関しては自信無さげだよな」


「うるさい」


「あの一件でも毎日死んでて泣く寸前だったしな」


「捏造するな」


「可愛い先輩だから仕方ないかと思うけど」


「何「湊くーん」」


また反論をしようとすれば名前を呼ばれて、今まで話していた相手はヒラヒラと手を振って去っていった。


どうせ保健室に行くのだろう。アイツは保健室と友達だから。


と、呼ばれた方を振り返った。


「愛架先輩」




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