ポッケ
みんなが次々に帰っていった。
そして、有栖と快斗だけが残った。

「話ってなに?」
最初に声をかけたのは有栖だった。

「うん…えっと…」
快斗が近づいてきた。

「俺、あんたのことずっと好きだった。」

「えッ…」
有栖は、驚きと嬉しさで涙がでた。

「あたしも…好き。」

「よかった。」
快斗は、ほっとため息をついた。

「ぢゃー帰ろっか。」
2人の他には、生徒は誰もいない…

「寒いね…」

「そうだな!」

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