幼なじみ
自分の部屋に戻った。
そして、今日やったことをまた、復習する…。

『わからないぃ~』
考えても、教科書見ても分からないのがあった。

『そこは、こうやって、Xをそこに代入して…ほら、できた。分かってんじゃん。』

隣の家の隼人が自分の部屋から来た。

『できた。ありがと。』


『なぁ~俺、乃愛のこと好きかも…』
急に真剣な顔になった。

『えッ…あの…えっと…』

『冗談だよ。からかってみただけ。』
反応が可愛いかった。

『ひどい…帰って…』
乃愛の目からは、涙がこぼれてきた。

『えっ…ごめっ…』
乃愛が泣いてる…
俺…言い過ぎたか?
乃愛、ごめん

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