水曜日の彼女
彼女との再会
今日のバイトは凄く緊張する。
そう、今日は水曜日。彼女がやって来るからだ。
正直、この一週間待ち遠しくてしょうがなかった。
早く彼女に会いたい。
胸が高鳴っている。
店内はいつもと同じくガランとしてて客がいない。
…彼女は俺の事、覚えてくれているだろうか。
一抹の不安が頭をよぎる。
もし、忘れられていたら元の店員と客に戻ってしまう。
せっかく言葉を交わす事が出来たのに…。
俺が悶々と考えていたら自動扉が開いて彼女が入ってきた!
心臓がドクンって体に響く。
「いらっしゃいませ!」
俺が彼女を見つめて挨拶した。
頼む!覚えていてくれ!!