水曜日の彼女
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迷子のノート
彼女とは1日置きぐらいにメールのやり取りをするようになった。
頻繁にしてるとは言えないけれど返事がくる事が嬉しいから十分満足している。
少しずつではあるが彼女自身の事も知り始めた。
名前は望さん。年は24才だった。
年の事を聞いたら「老けてるでしょ。」って言われた。
本人は気にしているらしい。
俺は大人っぽさと老けてるのは違うと思うけど女の人って何故か一緒に捉えて卑屈になるよなあ。
あと、家具屋の販売員をしてて、毎週水曜日は本社に行くからあの時間に出勤になるそうだ。
とにかく毎日が楽しい。
やっぱり彼女の事になると顔に出てるようで、学校の友達にも良いことあったの?とはやし立てられている。
メールを見返すたび嬉しくてにやけてしまうから周りはキモいと思われてないだろうか。
けどマジ楽しいし、少しずつ近付けてる気がする。
俺の勝手な思い込みだけど1%でも可能性があるならそれに賭けてみたいんだ。