これが僕の選んだ道

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「おーい しんちゃーん!おいていかないいでよー」

今日は、高校の入学式だ。俺と凱は違う高校に入る事になった。

俺は受験に失敗して私立の特別進学クラスに入る事になった。このクラスは人数が12人という少人数クラスで部活には入らず勉強を重点的に置くクラスだ。

かたや凱は偏差値67の公立高校に通う事になっている。でもたまたま最寄り駅が同じと言う事で一緒に学校に行く事になった。

「ねぇ しんちゃんと僕、今日から学校違うんだね。僕、嫌だよ。なんでしんちゃんと違う学校行かなきゃ行けないの?」

「しょうがねぇだろう俺が落ちちまったんだからさ、でも駅が同じなんだから時間があるときは一緒に帰ったり遊んだりできるだろう」

俺だって親友と同じ高校に行けないのは辛いんだ。でも落ちちゃったんだからしょうがないんだよ。

「そうだよねっ じゃあ授業中でもいつでもメール頂戴ね。僕、待ってるからさ」

「あ~分かった。おれこっちだからまた後でな」

「じゃねー」

あーこれから俺一人でがんばらないといけないのか。12人しかいないクラスで友達出来るのかな?というか周りのやつら皆ガリ勉だったらどうしよう。

バカやってふざけられるクラスなんだろうか?
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