高校生☆恋愛事情




「百合」



顔を上げた瞬間

すぐそばにあった大樹の口唇が一瞬だけふれた。



いつのまに!?

____と驚いてるうちにもう一度重ねてきて。




今度はなかなか離れなかった。




挟んだり、なめたり、


しまいには奥深く入ってくる。




学校なのに。

見られてるかもしれないのに。





“やめないで”


優しく、あまやかな感触に涙がでそうになった。





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