妄想乙女の恋事情
「おい、ここで食うのかよ」
聖夜先輩が言う。
「何?悪い?」
「別に」
そう言って、聖夜先輩はアタシの隣に座ってパンを食べ始めた。
「ちょっ…教室戻りなよ…戻ってくださいよ!」
「は?俺いつもここで食ってるし」
はあ?
わざわざ教室からこっちまで来て食べてるの?
「給食も?」
「うん。俺、基本うるさい奴等嫌いなんだよね~」
そういって焼きそばパンをパクパク食べる。
「…それだけ?」
アタシはパンを見つめる。
「あ?そうだよ。ちなみに今日は飲み物もなし。誰かさんのせいで」
…。
8イレブン寄る時間くらいあったじゃん!
「育ち盛りの男子が、それだけだったらモテないですよ」
「大丈夫、モテてるからウザイほど」
…ムカつく!
でも、でもでも少なすぎる!
「はい」
アタシはそっぽ向きながらタコさんウインナーを渡す。
「は?」
「あげ…ます。それじゃ足りないもん」
「これだけ?」
「はあ?!」
「嘘。ありがと」
聖夜先輩は一口で食べてその場を去った。
「な…」
あの、笑顔…。
反則だし…。
聖夜先輩が言う。
「何?悪い?」
「別に」
そう言って、聖夜先輩はアタシの隣に座ってパンを食べ始めた。
「ちょっ…教室戻りなよ…戻ってくださいよ!」
「は?俺いつもここで食ってるし」
はあ?
わざわざ教室からこっちまで来て食べてるの?
「給食も?」
「うん。俺、基本うるさい奴等嫌いなんだよね~」
そういって焼きそばパンをパクパク食べる。
「…それだけ?」
アタシはパンを見つめる。
「あ?そうだよ。ちなみに今日は飲み物もなし。誰かさんのせいで」
…。
8イレブン寄る時間くらいあったじゃん!
「育ち盛りの男子が、それだけだったらモテないですよ」
「大丈夫、モテてるからウザイほど」
…ムカつく!
でも、でもでも少なすぎる!
「はい」
アタシはそっぽ向きながらタコさんウインナーを渡す。
「は?」
「あげ…ます。それじゃ足りないもん」
「これだけ?」
「はあ?!」
「嘘。ありがと」
聖夜先輩は一口で食べてその場を去った。
「な…」
あの、笑顔…。
反則だし…。