好きです。
好きになってみる
「ん、……ふぁ〜…」
「…おっきな欠伸だねぇ…南流さん…」
まさか、欠伸を見られていたとは思わずビクッと肩を浮かせた。
「へ!?………ちょっと!びっくりさせないでよねっっ」
私、加々見 南流(かがみ なる)。高二。
そして、私をビクッとさせたのは…
「だって、ものすっっっごい!大きな欠伸だったんですもの♪」
私の大親友である、春日 茶穂(かすか さほ)。同じく、高二。