好きです。
冗談?
「え?…………えぇ!?」
茶穂は当然ながら驚きの声を上げた。
「もう!驚き過ぎー」
茶穂を驚かせた張本人、つまり私は茶穂の様子を見て「アハハ」と軽く笑い飛ばしていた。
「アハハ、じゃないよ!……なんで!?あの先生、めっちゃダサいじゃん!眼鏡だよ??」
むぅ……。
そんな茶穂の言葉を聞いて、思わずムッとした。
「ダサくないし。私的には、結構イケてると…………思うの!!」
「てか、そもそも…好きになっちゃった。じゃなくて、好きになってみようってのがおかしいよ!」
「いやぁ…まぁ、ちょっとした興味!……先生を好きになったら、どんな感じなのかなー、みたいな??とにかく!私、もう決めたんだ♪」
先生を好きになるって。