シュークリーム
あれからモヤモヤとしたまま一週間が過ぎていき、やっと予定を合わせることが出来た私と村上君は、久しぶりにふたりだけで飲みに行くことなった。
ふたりで飲む理由は、もちろん以前に彼から言われていた仕事の話をするためだけれど、それでもやっぱり嬉しくなってしまう。
朝から面白がって私をからかっていた久美にも負けず、私は始終仕事に励んでいた。
ただ、あのモヤモヤとした気持ちをスッキリさせることは出来なくて……。
甘さを孕んだ嬉しさを抱く反面、心の片隅にはなんだか素直に喜べない私がいた。
ふたりで飲む理由は、もちろん以前に彼から言われていた仕事の話をするためだけれど、それでもやっぱり嬉しくなってしまう。
朝から面白がって私をからかっていた久美にも負けず、私は始終仕事に励んでいた。
ただ、あのモヤモヤとした気持ちをスッキリさせることは出来なくて……。
甘さを孕んだ嬉しさを抱く反面、心の片隅にはなんだか素直に喜べない私がいた。