あした
この日は入学式の
次の日にも
関わらず
これでもか
ってくらい
宿題をだしてきた。
「はあ…」
思わず大きな
ため息をついた。
寝不足のせいか
タイミングよく
睡魔が襲ってくる。
限界が近づき
机にうつぶせよう
とした瞬間
「ねぇねぇっ!!!
名前何ていうの?
私、瑞希だよ。
仲良くしよう!!」
ふわふわの髪に
目がぱっちりとした
女の子が私に
声をかけてきた。
このかわいらしい子が
木下瑞希(キノシタミズキ)
「私は愛海だよ。
よろしくね!!」
「よろしくぅ」
「てかさあ、宿題
かなり多くない?」
「やばいよねえ…」
瑞希は
初めて会ったのに
すごく話しやすくて
すぐ友達になれた。