あたしの恋愛小説1
「じゃあ今日はここまでにするか」
時計を見たらもう7時を過ぎていた。
「そうだね!明日も早いし」
「普段よりは少し遅いけどな」
笑いながら言う先生。
緊張している気持ちがだんだんと薄れていく。
「明日って早めに来てもいいの?」
「8時だったら俺が来てるから大丈夫だぞ」
「じゃあ8時にくる!!!」
「じゃあ明日は8時にここで待ち合わせな」
そう言ってLL教室を出て2人で誰もいない校内を歩いた。