喜怒哀楽

『雍羅!真実いいこと
思いついた〜』

「ん!なになに?」

なんか真実
たくらんでない?!
まあ、いっか。



『雍羅来て〜』

と休み時間真実に言うが
ままに来たところは…




屋上。





『拓〜』


と叫んだ真実の声に
反応したのは


加藤 拓
カトウ タク



拓と真実は幼馴染み。
家が隣だから
学校一緒に来たりしてるけど、


付き合っては無い。


友達として仲良しだ。




真実は
拓の方に走って行って

あたしは、
別のとこから


1人空を見る。



屋上から空を見ると
すごく
気持ちがいい。



とか思ってたら、



『雍羅さーん!』



と後ろから竜哉くんの声。



「ぇ」

ビビってた私の前には
竜哉くんが笑ってる

「雍羅ビビりすぎ〜」


『なんで居るの?』



「なんでって言われても
俺、拓と親友だし
真実に雍羅のとこ行けって
言われたし(笑)」


真実…


ぁたしが

竜哉くんに気があるの


丸出しぢゃん。


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