三ヶ月の恋

残酷な言葉

会社での健康診断にて
私は血液検査に引っ掛かってしまった。
私はもう一度、を検査を受けるため、病院へ行った。
検査の結果が出る一週間は怖かった。
けど…現実を知った時、もっと怖かった。


「貴方は血液の病気に掛かっています。もって後三ヶ月でしょう。」
「そう…ですか…有難う御座います…」私は診察を受けた後、走って病院を出ようとしたが…
「うひゃっ？！」何かに躓いて転けた。
「なにやってんだよ！水シマ！！」誰かの足に躓いたんだ。
「ごめんなさい…」
「前見ろよ！水シマ！」
「水…シマ…？……………？！」下着だ…最悪だー…。私は顔を真っ赤にする。
「水シマー生きてるかー」
「水シマ言うな！あほ！////」
「水シマのくせにあほとか言うな！！」
「水シマって呼ばないでよ…////」
「だって…水シマじゃん」彼はによによ笑っている。
「もういい！！今日は最悪の一日だよ！！」私は走っていった。病院を出た瞬間私の目から涙が溢れた。
「うっ……ひっく…」目の前にハンカチを出された。私はふっと顔を上げるとそこには、私より二つ位歳上だと思われる男の人がいた。
「よかったら、これつかって？」彼はそう言ってハンカチを差し出した。
「で、でも…」
「いいよ。あっこれあげるよ。」そう言うと彼は、抱えていた花束から一つ取り出し私に差し出した。
「元気だしてね。じゃぁ」彼は病院へ入って行った。