いけない保健教師〜気になる不良転校生〜
徹也は、上着をハンガーに掛け、ネクタイを緩めてベッドに横たわった。
目をつぶると、春田の顔がすぐに浮かんだ。美人で喜怒哀楽がそのまま顔に出る春田を思うと、自然にフッと笑みが零れた。
(俺がボールを持って近付いたら、あの先生、ビビってたな。あの上目遣いには、ちょっと俺もヤバかったかも…)
しかし、徹也が東高を退学になった問題児だと分かると、はっきりと恐怖の色が春田の表情に出て、それを見た徹也は、悲しい気持ちになった。
(何でだろう…。あんなのはいつもの事だし、初めから覚悟してた事なのに…。親父から軽蔑の目で見られた時と同じくらい、堪えたな…
それにしても痛えなあ。薬を飲んだのに、ちっとも効かねえよ…)
目をつぶると、春田の顔がすぐに浮かんだ。美人で喜怒哀楽がそのまま顔に出る春田を思うと、自然にフッと笑みが零れた。
(俺がボールを持って近付いたら、あの先生、ビビってたな。あの上目遣いには、ちょっと俺もヤバかったかも…)
しかし、徹也が東高を退学になった問題児だと分かると、はっきりと恐怖の色が春田の表情に出て、それを見た徹也は、悲しい気持ちになった。
(何でだろう…。あんなのはいつもの事だし、初めから覚悟してた事なのに…。親父から軽蔑の目で見られた時と同じくらい、堪えたな…
それにしても痛えなあ。薬を飲んだのに、ちっとも効かねえよ…)