いけない保健教師〜気になる不良転校生〜
「いいんですか?」


春田が潤んだ瞳でコクンと頷くと、「先生!」と叫んで徹也は春田に覆いかぶさり、春田の豊満な胸をギュウッと掴んだ。


「あん。福山君、優しくして?」


「はい、すみません」


徹也は春田の上でモゾモゾしていたが、なかなか先に進みそうもなかった。


春田は、彩香の推理を思い出した。


「福山君。君、経験ないでしょ?」


「あ、はい」


「じゃあ、先生に任せて?」


「はい。よろしくお願いします」


春田は体を起こすと、徹也の上に覆いかぶさっていった。


(と言ったものの、どうやればいいんだろう…)
< 131 / 160 >

この作品をシェア

pagetop