嫉妬注意報2
[総太郎・・?]
[黙れ]
冷めた目、怖い目、
光の宿らない悲しい目。
ワンピースを無理矢理
脱がされた、あたしは
どうしたらいいか分かんなくて
ただ、ヒックヒックと
泣いていた。
[やめて・・やめてよ総太郎ぉ]
[うるせぇんだよ!!]
[ぃ・・や]
[あっ・・ゴメン!!
ゴメンな美弥っ!!]
そう言って 総太郎は、
あたしの体をぎゅっと
抱きしめた。
好きだった・・はずなのに
抱きしめられてる体は震える。
怖くて・・怖くて震える。
何度も謝る総太郎。
一度でも、どんな些細なこと
でも、
裏切るのはダメなこと。
ゴメン・・総太郎
あたし、もう信じられない。
ごめんなさい。