Love&Believe
日向side
唯が、ここに住むことになって、俺は少なくとも、心のどこかで安堵のため息をしていた
これで、しばらくは女を呼ばなくて済む………
俺は唯さえも、利用してるのかもしれない…………
唯には、ここの家で家事をしてもらうことにした
『日向〜、朝ごはん作るから、キッチン借りるよ〜』
さっそく、唯が朝ごはんを作るらしい………
でも、考えてみたらこの家で料理なんてしたことねぇ………
「いいけど、何もねぇぞ?」
結局、昨日かったコンビニ弁当を食べることにした
『これからはちゃんとあたしがごはん作るからね!』
「おぅ、よろしく。じゃあ、後でスーパーにでも買い物行こうな」
『うん』
いつものように、食べ飽きてるコンビニ弁当だけど
家で誰かとごはんを食べるのは久しぶりで、
どこか家族みたいなものを感じた