Crew☆Days
余裕でやってのける悠に対し、
負けじと食らいつく私。
『あ~!もうダメだぁ!!』
体力の限界までやり続けた私は、
大の字に寝そべった。
しばし目を閉じていると、
おでこに冷たいモノがっ!!
『ひゃっ!』
目を開けたら、
冷たいモノの正体は缶の
コカ・コーラ♪♪
悠が買ってきてくれた。
飛び起きて手に取る。
『あ…りがと。』
『ナツ、負けず嫌いなのな。』
フッと笑った悠が
すごく大人びて見えた。
ほんの少し、悠との距離を
感じてしまう。