Crew☆Days



去り際に『あ、そうだ。森川。』と
声をかけられ、びっくりして
『ひゃい!』って声ひっくり返った。



『今年のダンス甲子園、頑張れよ。大瀬となら絶対エントリーされっから。』



胸の奥がジーンと熱くなった。
『はい!』って今度はちゃんと言えた。



先輩たちの後を引き継ぐのは
気が重いけど、
先輩たちが見せてくれた夢、
繋げていきます。



『じゃあね~』って軽い退き際にも
全部優しさが滲み出ている。



あぁ、私たちはこんな先輩に
なっていかないとダメなんだなって
勉強させられる。



先輩の卒業ラストパフォーマンス、
楽しみにしてます!







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