Crew☆Days
振り返った悠は、いつもの表情に
戻ってて。
『どこって、練習に決まってんだろ?急がねーと日が暮れちまうぞ。』
ニカッてやり返された。
しまった…!やられた。
『ちょっ、待ってよ~!』
慌てて追いかけたら、悠も走り出して
笑いが止まらなかった。
部室までの距離。
夕日に染まる私たちの笑顔は、
何ひとつ曇った世界はない
2人だけの希望が満ち溢れていた
んだと思う。
改めて確信した出来事だった。