Crew☆Days
でも、どうしてこの時、
気付いてあげれなかったのかな。
タケの苦しみを
この時の私たちに理解できただろうか。
バカみたいに笑って、
バカみたいに踊って、
共に汗を流した、
無二の存在だったのに。
『何か隠してると思う。』
私だけにそう言ってくれたのは
悠だった。
タケが、私たちに言えないこと…?
『俺、前から少し気になってたんだけどさ。』
耳元で悠が囁く。
2人して目が合った。
『悠も?私も気になってた!』
きっとそうだ。
絶対、関係ある…!!