Crew☆Days



『じゃあまたね。』



タケはカオリンと同じ電車に乗る。



ガンバレなんて言えないから
精一杯の笑顔でエールを送った。



『またね~』と普通に手を振って
別れる。



それは、私たちが事前に約束したこと。



いつものように笑顔で
最後まで貫こうって決めてたの。



タケの戻る場所はココだから。



タケ。
絶対絶対戻ってきてね。



キャッキャと笑いながらホームに
降りていくタケの後ろ姿を見ながら、
みんな同じことを思っていた。



タケがいつ戻ってきてもいいように、
私たちの練習にも拍車をかけていく。



タケの分まで汗を流して、
帰りを待ってる。















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