天国のきみへ~元気にしていますか?~
ってか『あんなもん』教室に置いてたら教室中くさくなるだろ・・・
そういう事考えてない彩香はけっこー好き?なのかな・・・・
何分かたって彩香が走ってもどってきた
『ごめん、遅くなった;;』
「別にいいんだけど、ちょっと離れてくれない?」
『えっ!?なんで!?;;』
「その・・・バナナ臭いから・・・」
俺は小さい頃からなぜかバナナが嫌いだ・・・
なんなんだろう・・・
あの匂いと触感が苦手だ・・・・
『ちょっとそれひどくない!?』
彩香は怒って俺に近寄って来る
「ちょっ待っ・・・;;近寄るな;」
『ムスーーーーーーーー』
怒ってるのは分かるんだが、バナナ臭くて近寄れない!
嗅いでいるだけで吐きそうだ・・・・うっ・・・・
『もう翔なんか知らない!!!』
「あっ待てよ!彩っ、うぇっ・・・・」
彩香を追いかけたいがなかなか1歩が踏めない
そんな事をしてるうちに彩香は少しずつ遠くなって行く
『早く追いかけなきゃ・・・っでも気持ちわる・・・』
いろんな事がいっぺんに来たせいか俺はその場に我慢できずにうずくまった。
「あっあのー。大丈夫ですか?;」
頭上から声がしたから上を向いて見ると彩香の友達の涼がいた。
「あー大丈夫。ちょっと立ちくらみがしただけだから」
そういって立ち上がろうしたけど足が思うように動かない
ったく俺はどんだけバナナが嫌いなんだよ・・・
「あの!手貸しましょうか?」
「ごめんな・・・」
涼が左手を出して俺を立ち上がらせてくれる
「わりぃな・・・」
「そんな!;;私はただ単に困ってる人を助けただけです;」
「ははっ・・・優しいんだな」
「そっそんな!!/////////」