Escape from the DEAD
ACT8
日暮れ前。
要達を乗せた軽トラが停車する。
場所はコンビニの前だ。
といってもこの混乱の最中。
店内には客はおろか、店員さえ存在しない。
「二階堂先輩?」
荷台の方から要が声をかける。
「学校でも昼飯を食べていないし、ずっと逃避行を続けてきたんだ。時間的にも晩飯時だしな」
紅が運転席から降りた。
「少し休憩にしよう」
要達を乗せた軽トラが停車する。
場所はコンビニの前だ。
といってもこの混乱の最中。
店内には客はおろか、店員さえ存在しない。
「二階堂先輩?」
荷台の方から要が声をかける。
「学校でも昼飯を食べていないし、ずっと逃避行を続けてきたんだ。時間的にも晩飯時だしな」
紅が運転席から降りた。
「少し休憩にしよう」