君の体温
「二階の右の部屋だから。先行ってて」
「うん…」
一軒家は広いなぁ…
私んちも一軒家だけどこんな豪華じゃないし。
ガチャ…
「うわっ綺麗!」
あの翔がこんな綺麗好きなんて…
以外だなぁ…
ちょこんとベットに腰かける。
「はい、タオル」
そう言って入ってきた翔…
「キャッ…」
翔は着替える前なのか、上半身裸。
「どうした?」
「どうした?じゃないよっ早く服着てっ」
タオルでワシャワシャと髪を乾かす翔。
雨で濡れているせいかやけに色っぽい。