名探偵の日常
椎名さんだった…

「どうしたんですか?」

「いや…ちょっとね」



そのころ神崎探偵はと言うと


「神崎さん。そろそろあなたの推理を聞きたいんだが…」


初がなかなか来ないことが気がかりだが…


「それではまず睦月の居場所とあの日記は関係ありません」

その言葉に柑治郎さんは質問した

「あれは睦月の日記だぞ…なぜそんな?」

「おかしいと思いませんか?睦月君の年で猿龍寺や鯉ヶ浜なんて書けると思いますか?」


「ちっ地名なのだからたまたま知っていたということは?」

警察が聞いてくる…
「睦月君は漢字が苦手だとも聞いています…」

柑治郎さんもしぶしぶ頷く


< 20 / 34 >

この作品をシェア

pagetop