アノ人と私。


本屋さんに来たのはイイんたけど、
いっぱいありすぎてどの本を買えばイイのか全然わかんない…




取り合えず、目についた本を1冊買ってみた。




それから、家に帰ろうと思っている道を歩いていたら、イキナリ超モサい男の人に腕を捕まれた。




「ねぇ、付き合ってくんない?」




は!?



見ず知らずの人にイキナリコクられた…



私、男の人と付き合ったコトとかないんですけどっ。



しかも初めて付き合う人がこんなモサい人とか、ありえないっ!



「何言ってるんですか?私、貴方みたいなモサい人なんかごめんですっ」




よし、よく言った瑠華。



その場を立ち去ろうとしたら、後ろから声が聞こえて来た。




「モサくなかったら良いんですか?」




いやっ、そんな問題じゃ無いでしょ
って言おうとしたら、何か引っ張って何処かに連れて行かれた。




もぉ。
何なのよ。


「あのね、私、貴方みたいに暇じゃないの。離してくんない?手、痛いんだけど。」



人の話を聞かずに、ズンズン何処かに向かって歩いてる。




訳わかんない。



何で私がこんな目に会わないといけないの!?




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