先生と保健室で
「別に、モテたって
ぜんぜん嬉しかねぇよ。」
「うわ!!!
お前世界中の男を
敵に回したぞ!!??
いいよな、モテ男は。
俺だってそういってみてーよ!」
ウソ泣きを見せる
そいつをよそに、
俺はその
“かわいこちゃん”
の元へ向かう。
そのコは小柄で
この学校でも有名な
かわいい子だった。
「あの・・・
ちょっといいですか。」
「・・・あぁ。」
俺達はそういって
一通りの少ない、
音楽室に向かった。