今君に伝えたい
―暗い毎日―
ジリリリリ♪

目覚まし時計の音が鳴る。

また朝が来た。

―桜井里菜―
中学3年生。

この間進級したばかりだ。

1・2年生の頃はまぢめだったが3年生になってから荒れはじめた。

学校なんてめんどくさい。

家にいたって親は共働きで朝早くから夜遅くまで働いていていうには、誰もいない。


荒れはじめた頃から友達もだんだん離れていった。


寂しくなんかない。


自分では、そう思っていても、内心寂しかったのかもしれない。


ダラダラと学校にいく準備を始めた。


リビングにいくと朝ごはんがおいてあった。

あたしは、それをなかったかのように無視をして家を出た。


「めんどくせぇ」なんて思いつつ学校へ向かった。


やっと学校についた。

学校の先生や生徒は、私の事を怖がりさけている。


私はその行動にイラついてた。

廊下を歩くたびにさける生徒に私は

「ザケンてんじゃね~よ」

と怒鳴った。

生徒は怖がりにげていった。

近くにあった消火器を蹴り、私はその場を去った。


授業もめんどくさいので屋上でさぼっていた。


「はぁ~。」

ため息をつきながらたばこを吸っていた。


その時校門に人影が見えた。

よく見るとうちのクラスの人だった。

―木村雅也―
あまり学校に来なくて、話したことがない。

私は、無視をして屋上でくつろいでいた。

するとドアが開く音がした。

「あっ」

木村雅也だ。

んで来んだよ。

そう思いつつ屋上を出ようとすると、声をかけてきた。

「お前さぁ。」

「はっ?」

「いきなりなんで変わったの」

「…意味わかんねぇ。関係ねぇだろ?」

「…。」

私はその場を去った。

学校にいる意味がなかったので、帰る事にした。

屋上からこっちを見ているのかよく分かる。

帰り道、あいつに聞かれた言葉が離れなかった。

なんでこんなんなったんだろう?

考えながら帰っていると、知らないおっさんから声をかけられた。

援交のおさそいだ。

おっさんの指は3のか数字を意味していた。

3万やるから付き合えという意味だ。

「ザケンナヨ…ナメテンじゃね~よ!!」

といい、おっさんのてを振はらった。

あ~もうまぢむかつく。

と思いながら家に向かった。

家に着き、ただいまも言わずに部屋に向かった。
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