今君に伝えたい

―打ち明け―

翌日。

昨日泣いたせいか、目が腫れていた。

これじゃ学校行けないよ。

でも1人でいるのが寂しくて学校にいった。

また屋上にいくと、木村がいた。

私は木村を避けるようにして、屋上をでようとしたとき…。


木村がいきなり抱き締めてきた。

えっ?

びっくりして言葉がでなかった。

そして木村がゆっくりと口を開いた。

「おまえなんかあったんだろ?」

「俺でよければ話聞くよ?」

今まで言われたことがない言葉。

その言葉の温かさと木村の優しさが見に染みて、涙が溢れた。

木村と私はその場に座り、木村が優しくあたまをなででくれた。

「ゆっくりでいいから…話してみな?」

私は小さく頷いた。

十分後。

私は口を開いた。

「私ね、寂しかったの。だから、みんなにそばにいてほしかった。」

木村は黙って聞いてくれた。

「だけど、だんだんみんな離れて行って、寂しさを隠すには、こうするしかなかった。」

話終わった後、涙が止まらなかった。

そして木村がまた私を優しく抱き締めてくれた。

「辛かったな…お前が寂しいなんて知らなかったから…。」

木村が自分を責めるような言い方をした。

「木村は、悪くないよ?」

「俺が気が付いてたらこんなことになんなかっただろ?」

木村のその言葉の優しさにもっと泣けた。

そしてやっと泣き止んだ。

「これからは、俺に話せよ!!」

「お前の力になりたい。」

その言葉に嬉しかった。

「ありがと。」

そういった後に私は木村にだきついた。

そして木村が優しく頭をなでてくれた。

その後、メアドを交換し、2人は、別れた。

帰り、私は、嬉しくてスキップしながら帰った♪

家につき部屋に入ってベッドの上をとびはねた。

そしてさっそく木村にメール。

【今日は、ありがと(≧ヘ≦)】

送信っと。

メールを送ってから数分すぐに返事が来た。

《受信:木村》

【俺を頼れよ♪】

その返事に嬉しくて夜遅くまでメールした♪

木村とのメールが終わっても、嬉しくて眠れなかった。


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