水色王子とピンク姫
「は?」
「へへ…捕まえた!」
雪佳は意味不明と言いたそうな顔をした。
「…言ってることとやってること、合ってねーけど」
「香澄ー。捕まえたよー」
「おい」
「ホラ雪佳。牢屋へご案内いたしま~す」
なんか、予約してたゲームが手に入ったみたいに嬉しい!
雪佳は諦めたようにため息をついた。
「春香スゴ!」
牢屋の見張りをしてた香澄が寄ってきた。
「「イエ~イ」」
ハイタッチしたら、いい音がした。