水色王子とピンク姫
「…これにて、同窓会はお開きです!」
香澄が言った。
最初はだるかったけど、楽しかったなぁ。
「春香。私達もう少しココにいるけど、どーする?」
麻里と美由紀があたしのところに来た。
「…ごめん。先帰ってるね」
「うん。分かった」
えーと。
雪佳どこにいるかな?
石崎君なら知ってるかも?
「石崎君。櫻田さんどこにいるか知ってる?」
「あぁ。なんか疲れたから帰るって。アイツ、ドロケイ大活躍だったからな」