水色王子とピンク姫




もう帰ったんだ!


早。


「ありがと!石崎君も大活躍だったよ!」


「おぅ」


走れば間に合うかな?


急いで学校から出て、家に帰る道を走った。


疲れた。ドロケイで1時間も走ったから当然か。


……あ。


いた!


「雪佳っ」


あたしが呼ぶと、雪佳は振り返った。


「何?高島」


っつか、雪佳が住んでる家の前で。雪佳、早く帰りたかったんだ~って思った。


気を取り直して本題に入る。


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