水色王子とピンク姫
第2章:変わり始めたセカイ
屋上の告白
同窓会から1週間が経ち。
前と変わらない平凡な毎日を送っています。
「…最近思ったんだ~」
突然麻里が喋り出した。
「うん?」
「春香と櫻田君、なんか親しくない?」
「えっ!?」
「ドロケイの時もなんか話してたし!」
…確かに、小学校で何の関わりもないあたし達が話すのはおかしいか。
懐かしさで、そんな事考えてなかった…!
「別に、元クラスメイトとは話すでしょ」
「高校では話さないのに?」
ううっ。