水色王子とピンク姫
…そだ。
麻里に報告。
『…もし』
ん?もしや寝起き?
「あたしだけど」
『何?あたしあたし詐欺?』
「違う!あたしは高島春香!あなたの友達です!」
『知ってる』
笑いを堪えてる声がケータイから聞こえてきた。
…もしかしてあたし、おちょくられただけ?
「長谷川君と付き合うことにした」
『へ~…ってえぇ!?』
なんか、崩れた。
「麻里ー。大丈夫?」
『うん…。ベッドから落っこちただけ』
そりゃぁ、びっくりしただろーなー。