可愛い年上彼氏
「おっ!輝おはよ」
「あぁ、おはよー」
「今日も可愛いなぁ、俺の輝ちゃんは!!」
そう言って僕の頭を撫でる僕の親友、戸辺涼太
「てか、お前さっき2年の柚原のコト見てただろ」
涼太がニヤニヤしながら言ってきた
「見てないよ…///」
「嘘言っても無駄だぜ、顔赤いしぃ」
とバカにしたように言ってくる涼太
「ホント涼太いちいち五月蝿い」
そう言って拗ねる僕
「まぁまぁ、そう怒るなって」
怒りたくもなるよ…
でも、涼太が言ってるコトは事実…
実際に僕は2年の瑞音ちゃんて子のコトが好きだ
でも、こんな顔じゃ告白なんて出来ないよ…
「あっそういや、噂じゃ柚原って可愛い物大好きなんだよな」
涼太が突然何かを言い出した
「だからお前告白したら案外すんなりOKもらえるかもな」
涼太が僕に笑いかける
「OKなんてもらえるわけないじゃん…!!」
そうだよ…
僕なんかじゃOKなんてもらえないよ…