可愛い年上彼氏
「わかった、わかった」
ホントにわかってるのかな…
「なぁ、お前柚原と2人の時どういう話してんの?」
2人の時…?
「その日あった事とか…」
「なにその…家族みたいな会話…」
家族…?!
家族か…?
「まぁいいや…で?」
涼太が聞いてきた
「で?って…何?」
「だからさ、今まで家庭の話とか…」
家庭…?!
「そんな話しないよ」
「なんで…?」
いや…なんでって
「てかなんで家庭の事?」
「別居の理由知りたいから」
涼太ってホント人の話聞かないよね…
「瑞音ちゃんから家庭の話聞いても涼太には絶対言わないから!!」
僕は少しきつめに涼太に言った
「え、なんで…?」
なんでって…
「なんでもだよ!!」
そのまま僕達は家に帰った