可愛い年上彼氏
「あぁ…そうですか」
「朝から様子おかしかったから…」
あぁ…ちゃんと先輩あたしの事見てくれてる…
「ちょっと最近おかしんですよね」
これ以上心配かけたくなかったからあたしは出来るだけ笑顔で先輩に言った
「何かあったんでしょ?」
先輩はあたしを心配そうに見つめる…
「最近不安なんです…いや最近ていうか…この時期は…いつもかな」
「なんで…?」
なんで…って…
「まぁ…あの過去の事で…」
「…あぁ、そっか……」
あたしの言った言葉に遠慮がちに言う先輩
「過去のこと…聞かないんですか?」
あたしは何も聞いてこない先輩に聞いた
「瑞音ちゃんが言いたくなるまで言わなくてもいいんじゃない?」
と言う先輩…
なんか…先輩って可愛いだけじゃないんだ…
ちゃんとあたしの事見てくれてる…
なんか…こういうの久しぶりだなぁ…
「先輩は…あのいきなりあれですけど…不倫てどう思います?」